【初心者向け】愛犬にトイレのしつけをする手順とコツを解説
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愛犬を飼い始めて、自宅の決まった愛犬用トイレに用を足すようしつけたいのに、なかなか覚えてくれない事や言うことを聞いてくれなくて困っていませんか?
どうやって教えたら良いかわからない初心者の方向けに「トイレのしつけ方」を解説していきます。
しつけする手順と誰でもできるコツを簡単に書いていくので、よろしければ是非ご参考にしてください。
まずはトレーニングための準備
トイレトレーニングを愛犬に行うために、まずはスムーズに覚えてもらうための準備が必要です。まず下記のモノを用意しておきましょう。
次に飼い主として犬の癖や習性の知識を勉強しておきましょう。
犬は綺麗好きなので、体や生活空間を綺麗に保つ習性があります。
生活空間とトイレの場所が近すぎたり、生活空間そのものが汚いとトイレの場所を覚えてくれません。
そしてトレーニングする前の犬にとっては自宅全てがトイレ可能な場所と思っています。
一度粗相をしてしまうと排泄物のニオイが染みついて、そこをトイレの場所だと勘違いしてしまいます。
トイレを覚えるまではケージ内などで愛犬のトイレする前のしぐさなど観察して覚えましょう。
トイレトレーニング 始まりの流れ
まずは、ケージやサークル内などの愛犬自身の居場所にいてもらい、その間飼い主はじっくり観察して癖やトイレ前のしぐさを確認します。
犬の習性として「床を嗅ぎながらくるくるまわる」などトイレを探す際の一定の行動があるので、それを愛犬が「トイレをしたがっている」サインと考えてください。
寝起きや食後などトイレをする犬も多いので、こういったタイミングも見計らって準備しましょう。
トイレのタイミングに指定の場所に移動させる
トイレのサインが見えたら素早く指定のトイレの場所へ移動させましょう。
移動したら10~15分ほど、すこしだけ離れて様子見です。
無事、トイレが出来た場合はすぐ愛犬を褒めてあげること。
ご褒美におやつなどあげるのも良いです。ただし褒めすぎたり、過度におやつを渡すのは愛犬もトイレしたいわけではないのに同様の行動をするようになってしまうので注意です。
もしトイレが出来なかった場合は一度ハウスに戻して様子を見て再びトイレしたがるような行動をするか我慢して待ちましょう。
上手く排泄出来たら、一度愛犬を遊ばせるなど残尿などないかチェックも必要です。
慣れたらひとりでトイレできるようトレーニング
ある程度繰り返したら、次は愛犬ひとりでトイレに向かえるよう環境作りする必要があります。
というのも愛犬が子犬の場合は特に「トイレは飼い主が連れて行ってくれる」と覚えてしまう可能性があるからです。
「トイレがしたくなったら自分で指定の場所にいく」という考えを持ってもらうためにもニオイでトイレの場所を覚えさせたり、トイレまでの道をおやつなどで誘導するのも大事です。
トイレの失敗がなくなるまで繰り返していき、目を離す自由時間を少しずつ増やしても失敗しなければきちんと覚えたと言えるでしょう。
もちろん失敗もあるかと思いますが、叱りつけてはいけません。
怒っているつもりが愛犬からしたら喜んでくれたと勘違いして粗相を繰り返すので注意しましょう。
おわりに
いかがでしたか?
トイレトレーニングで最も重要なのは愛犬の傾向と目を離さず観察し続けることです。
最初のうちは愛犬の事をなかなか分からないモノですが、時間が経つにつれ理解して覚えていきます。
愛犬のトイレのタイミングも徐々に掴んでいくので、それまでは長い目で優しく見守る心がまえが大事です。
飼い主として家族の一員である愛犬に愛情と広い心を持って育てていきましょう。