猫を飼っていて後悔してしまう瞬間とは?
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空前の猫ブームが世の中を圧巻しているここ最近では、かわいい猫ちゃんを家族として迎え入れようかと悩んでいる方が多いです。
猫の愛らしいお顔にモフモフの体はぬいぐるみの様で、思わず触ってしまいたくなりますよね。
ですが意外と飼ってみないと分からない大変さがあるのも事実です。
今まではペットショップや猫カフェで満足していた猫の存在も、家族として一緒に生活するとなると話は変わってきます。
今回の記事では、経験者目線から語る「猫を飼って後悔すること」を分かりやすくまとめたので、ぜひ参考にしてみて下さい。
1.大量の抜け毛(特に換毛期)
猫は身体中がモフモフの毛で包まれており、それが愛おしくなるポイントでもありますが難点が一つあります。
それは大量の抜け毛が発生することで、特に換毛期と言われる季節の変わり目の毛の抜けようは半端じゃありません。
カーペットや洋服を粘着テープでコロコロしても、追いつかないほどの抜け毛が家中の至るところで見つかります。
犬と違ってトリマーさんに毛をカットしてもらう事がないので、想像以上の抜け毛があることは肝に銘じておきましょう。
2.どこでも爪とぎをする
多くの愛猫家が頭を悩ますのが猫の爪とぎです。
猫からすれば大切な日常のルーティンなので、責めることは出来ません。
ですが日々家の中に広がる無数の爪とぎの痕は、猫を飼っている人からしたら思わずため息が出てしまうもの。
家の中を傷付けたくない方は、事前に猫ちゃんに爪を磨いでいい場所を教えてあげましょう。
今は爪とぎ専用のおもちゃがたくさん売られてますし、キャットタワーに備え付けてあったりするので、しつけさえちゃんとすれば防ぐことが出来ますよ。
3.トイレが臭い
猫のトイレは独特の匂いがするので驚く方も多いでしょう。
犬であれば外で用を足す訓練が出来ますが、ほとんどの猫は自分の家でトイレを済ませます。
まず猫は長いこと砂漠地帯で暮らしていたこともあり、あまり水分を摂りません。
そのため濃度の濃いモノが出てくるのでどうしても臭ってしまうんですよね。
なので、トイレの中に敷くペットシーツやトイレの砂は消臭効果が高いものにしましょう。
トイレ周辺にペットシーツを敷くこともお忘れなく。
4.時には吐いてしまう事も
初めて猫を飼った人が驚く事のNo.1が「吐いてしまう事」です。
大きな病気にかかってしまったのかとビックリしますが、これは猫の習性なので問題ありません。
猫が自分の体を毛づくろいしているのを見た事がありますか?
とてもキレイ好きな猫ちゃんたちですが、自分の舌で毛づくろいをする事で毛玉が胃の中に溜まってしまいます。
そしてそれは自然に消化ができないので、結果的に吐いて解消するというメカニズムなのです。
吐いている姿はとても苦しそうなので、こまめにブラッシングをしてあげましょう。
あとは毛玉がうんちと一緒に出てくるご飯やおやつ、吐かないための専用の草があるのでそれを用意すると良いですよ。
5.ところ構わず大運動会が始まる
猫は性格にもよりますが、アクティブな子が多いです。
なので時間帯も場所も関係なく、いきなりの大運動会が始まることもしばしばあります。
家中を走り回り、カーテンや家具によじ登り、狭いところに入り込む、そんな光景がほぼ毎日見られることでしょう。
とても微笑ましいのですが、朝早くや夜遅い時間だと騒音が気になることもあります。
こればっかりは猫の習性なので仕方が無いですね。
特に子猫~成猫の若い頃は元気いっぱいなので、たくさん走り回ります。
それでもやっぱりかわいい猫の存在
飼ってみないと分からない苦労があるのは、どんなペットでも同じです。
たくさんの苦労があっても大事に育ててあげれば、それを上回る幸せをくれますよ。
知らずに飼い始めると驚く事ばかりなので、事前の準備はしっかりして、自分も愛猫も幸せになれる環境にしていきましょう。